あの日の最高だった今と、あの日これからだった今




こんにちは、初めまして。μ's南ことりが大好きな弦です。ちょっとお話いいですか?


僕を知ってる人なら、というか知らなくても大半はこれでなんの話をするか察して頂けたと思います。これから を歌った彼女達のあれから、2年が経ちましたね。先日、待望のソロライブコレクションボックス3の発売を受けて、これは一つの契機であると感じ、想いと思い出語りでもしようと書き出した次第です。8割の思い出話自分語りと、2割のポエムで構成される雑文、乱文極まるモノになるし、文体とか体裁とか知らんし共感とかも特に期待しない、自分が言いたいだけの言葉たちが以下となりますのでご容赦を。



ラブライブ!と共に過ごしたあの日々って最高に楽しかったんですよね。

僕は昔クソ僻地でぼっちオタクをしてたので、ひとつのコンテンツを見渡す限りの仲間と追いかけて、気持ちを共有するなんて事をした事がありませんでした。いや友達はいましたよ!でも同好の士って奴には恵まれなかったんですね。

僻地から札幌に出てきて、僕はラブライブ!に出会いました。当時からストライクウィッチーズ境界線上のホライゾンが好きだった僕としては、エイラでアデーレの大橋歩夕、双嬢の東山奈央新田恵海、そして何より劇場版ストライクウィッチーズで服部静夏を好演した内田彩。この4名が出演するアニメを今度放映するらしい、見るしかない。しかも新田さんと内田さんはどうやらメインキャラクター。御両名には本当に声優としてこれから頑張って欲しいと思っていたので2人の成長を見られる作品があって幸運でした。


そしていざ視聴したテレビアニメ、ラブライブ!

1話で僕は見事にのめり込みました。


だって可能性感じたんだ


その一説目から、ああ、今正しく俺はこの子たちに可能性を感じている。と


そして高坂穂乃果の自己紹介から回想、非常にわかりやすい現状説明と続くキャラクターの顔出し。テンポが良く易しい構成であっという間に終盤、そしてミュージカルのような演出から冒頭の挿入歌がまた始まり、穂乃果の言葉「やるったらやる!」


1話にしてなんと明快で、希望に満ちてるんだろうと。そして楽曲の良さ。視聴するまで特に情報を仕入れていなかった僕はすぐさまGoogle先生に教えを請いました。

なんと、数年前からコンテンツは始まっていて?ベストアルバムが存在する?PVの視聴もある!!!

とりあえずPV全部見ましたよね。中の人ライブの映像はなんとなくスルーしてこの時点では目に付いてませんでした。


翌日。アニメイトへ走る僕。ベストアルバムを手に取ると横にライブ円盤……いやまて、中の人の顔なんてまだ覚えてないし、曲もシングルA面とアニメの曲しか知らないんだから買っても楽しめないでしょ。とそそくさとレジを通して帰宅、とりあえずPVフルを鑑賞し3Dとの融合と、その進化を段階的に味わい感動。

こんな形のものがあったなんてっていう驚き。

続いてアルバム本編の楽曲も聴いていきました。なんて多彩で素晴らしい楽曲の数々か!ラブライブ!というコンテンツの積み上げてきた歴史をここで目の当たり、いや耳当たりにしたわけですね!


結果として翌日僕はまたしてもアニメイトに駆け込みライブ円盤を購入し、ベストアルバムには収録されていないドラマCDを聞くために数点のCDをレンタルしたのでした。

2話放映前にしてどハマりであった。


アニメを見続け、南ことりちゃんの行動や葛藤、主に二年生組の軋みに、それでも解けない絆に感動し当然のように円盤を購入していました。いやぁ、12話と13話の間の1週間は実に長かったですねまあ一期終わってからもちょっと引きずりつづけたし今でもたまに愚痴ってるけど。


そして3rdLive!当然現地!!!



には行けてない事はご存知の通りでございます。

でもそれで良かったのです。この頃までまだボッチだからね、ラブライブ!にハマって約半年、結局ぼっち在宅オタクだからね。


オタクとしての転機は3rdLiveLVでした。

妹と2人で行こうとしたら妹が急用で行けずガチぼっち参戦。悲しい。開演まで暇。


ふと横を見るとそこには如何にも「大学入ってからうっかりアニメにハマってしまったチャラい奴」風の男が。こういうタイプこ人間は話してみると純粋に好きって気持ちを持ってるいい奴なんだよっていう謎の決め付けから雑に「お一人ですか?好きなキャラってー!」って話しかけたらやっぱり気さくないい奴で、開演までいい時間潰しになりました。


そして開演、いやぁ、実にいいLiveでしたね。この感動を抱えて1人で帰りたくない!と思って横のにーちゃんとどっか行こう、どっかのオフ会に混じれないかってしてたけど混じれず。仕方ないね、予約の関係とかあるからね。


すると声を掛けられたわけです。そこにいたのは、あの後にフォロワー2500人を超えピンクの特攻服を身に纏う事になるOh_benibeni(現在は凍結済み)でした。我々も大規模オフに参加は出来ないがせっかくなので、と、お誘い頂いた訳です。ありがとうOh_ beni beni


 この席で後に僕を北海道で活躍中のアイドル、フルーティーに出会わせてくれたあさみさんとも御縁が生まれたり、今でも親交がある面々と出会う事になった思い出深い飲み会でした。ここから僕の、みんなと叶える物語が新たに始まったと言っても過言ではありません。ちなみにチャラいにーちゃんはfinalで置引にあってチケを失い20万かけてより良い席を手に入れて開演後に入場するという伝説を残して消え去りました。

ひいては今ドルオタしてるのもラブライブ!のおかげだと思うと人生変えた作品、出会いでしたね。

あれからオフ会にも多く顔を出すようになって加速度的に知人が増えていき、頭の悪い日々を過ごしていきました。

かずろうさんとかキズナさんとかみじとかつるくんとかもこのオフ会ラッシュの時期にお近付きになったんだよな。名前あげてない人たちも今でも仲よくてくれてありがとう。

連日オタクの家で酒飲んだりしてたのも忘れないよ。

定山渓とか楽しかったねぇ。語り始めるとたくさんたくさん思い出があって多分無限に湧いてくる。


ちなみにラブライブ!のおかげでも彼女も出来ました!もう別れたけど!


4thLVだったけどスクリーンに向かってことりちゃんがいるー!って叫んだのとか懐かしいです。なんか無邪気でしたねあの頃。そうるとかとぅもとらとかこの頃だよねー。ありても、内田彩のオタクってやつに初めて会えて嬉しかったです。

みんなで@JAMも行ったね。内田さん何歌うんだろってちょっと話題になったよね! ラブライブ!の歌は歌いませんとか白はやめてとか、南ことりとの同一視を露骨に厭っていた頃のロックな内田さんの時代。

初めてのオタクオルスタライブで、なるほどこんなすし詰めされるのかー!って素直に思ったもんです。ちなみに内田彩の時だけ二列目行けました。やったぜ!

何気にオタク遠征もこれが初めてだったんだよなー。

ここからは内田彩のオタクとしてのムーヴも活発になって行った。イベントの度に当時の彼女と言い合いになった。彼氏でも彼女でもな、推しの所には行かせてやってくれ….…


アニメ二期はさ、まず1話が俺にとっては待ち焦がれていた瞬間が描かれてたんだよね。留学をやめた南ことりの意志が見えたじゃないですか。穂乃果に寄り添って仲間とどこまでだって行くっていう。一期後半から抱えていたモヤモヤが晴れていく心地で、泣いてしまいましたね、ええ。


5thは念願の現地でした。ここで全国のラブライバーと直接会ったんだよなぁ。いや内田彩案件の時会った人とかもいたけど、全国から、俺と同じものを愛してやまない人間がこんなに集まってるんだと思うと、今この時代にラブライブ!を好きになれて良かったなって改めて思えました。(これはサビなのでこの後またどこかで言う)


映画は一本の映画として、後から考えれば妙ちきりんな所も沢山あったけど初見はのめり込んで見てたから大号泣でしたね。こまけえ事ぁ良いんだよっていう。某氏がラブライブ!特有のパワー系の脚本みたいなこと言うんだけどその通りだなって。ノリと勢いと熱い想い、彩る楽曲と映像で作品に没入させてくれた。

僕としてはやはり全国のスクールアイドルに会いにいく時の南ことりの台詞「こんにちは、初めまして♡μ's南ことりです♡ちょっとお話いいですか?♡」はテレビアニメを経て来た南ことりの変化が良く出ている名シーンだと思います。穂乃果の後ろにいた彼女が、並び立ち、そして雪の日に穂乃果の先を行く。それを踏まえての映画で、誰より先に知らないスクールアイドルに話しかけに行く。テレビアニメ一期、二期、そして映画という三歩目を大胆に踏み出す姿が大好きです。


ファンミーティング、楽しかったですね。僕は札幌のみの参加でしたが、自分の住む北海道に内田彩さんが来てくれた事は本当に幸運だったと思います。

ニトリ文化ホールを「今日だけことり文化ホール」に変えてくれて、映画の舞台挨拶の時も、北海道は静かで舞台挨拶!って感じがするって言われたの、誇らしかったですよね!

あと、普段は東京で会うファンのみんなが札幌にいるのが不思議な感覚で楽しかったです。大好きなラブライブ!のためにこんな所まで飛んでくる人たちが愛おしかったですね。


Mステに出たり紅白が決まったりどんどん加速して行くμ'sをみんなと追いかけられて良かったです。


そんな日々の中で、ファイナルが発表されましたね。

あれは内田彩2ndLiveの日だったその時俺がどう感じたのかは、今となっては覚えていなくて、忘れてしまうくらいたくさん、どうその現実に向き合うかを考えたのかな。

今でも根本的には、有終の美なんてクソ食らえ、終わりの美学なんぞ知らんって思ってて、最後なんて欲しくはなかった。コンテンツが小さくなって行くのを見るのが嫌だなんていう人もいて、割と心は荒れてた気がする。ジョルノの膝の話とかもあったしね。


でも、2週間くらいしてからようやくちゃんと、示された終わりに向き合って、出来ること、したいことをしようと動き出せました。

μ'sに感謝を伝えたい。そう思った時はたと、内田彩さんだけにではなく、南ことりという女の子にも、ありがとうと大好きをしっかり届けたいと気付きました。

2人で歩いて来たんだな、つまり、9人だけじゃない。18人でμ'sなんだと。

この頃多分みんなが一斉にそういう思考に至ってたと思うんですよ。ファンも、キャストも。

ラブライブ!が大好きな人たちの心が1つになったように感じられて心が温かくなりました。


そして最後の日。

最高の今を彼女たちは見せてくれましたね。

あのステージには南ことりが確かに存在して、でも内田彩さんで、まさしく渾然一体だったと思います。

南ことりに声をつけてくれた人が、内田彩で本当に良かった。思えば髪の毛キャラの色にしたのも内田さんが最初だったし、あの人はステージの上で声だけじゃないところで、つま先からトサカの先まで南ことりでいようとしてくれて、自分の好きなキャラクターを、自分の好きな声優が、こんなにも愛してくださって、大好きをいくら贈っても足りないくらい。2日目の朝に声が出なくなったって話聞いた時には開幕から泣かせてなんて女誰と思ったよ….…でもこの日も、心も身体もこの人は南ことりだった。


内田さんは、不器用な言葉で、自分の気持ちを表現してくれることもあって、その度、μ'sのあとさき、展開に不満や不安を抱く事がいけない事ではなく、仕方ない事で、割り切れなんてしないよねって。許容のような言葉とともに、それでも愛に溢れた言葉を発信してくれる人でした。思うところがあるのは自分だけじゃないんだ、この人は清濁併せ呑むってことを出来る深い愛がある人なんだって、涙とともにまた好きになって、また南ことり内田彩の紛れも無い運命に感謝して、本当に2人に出会えて良かった。南ことり内田彩は運命。なの、比翼連理の2人なの。わかる?わかって。


大好きなものを、大好きだと叫んで、仲間に出会えて共有できる。ぼっちオタクだった僕が欲しかった幸せを、こんなに大きな形で得られた日々でした。

もちろん今もそれは続いてるけどね。新しい好きに出会ったり、新しい仲間に出会ったりもあるし。




さて、今日が晴れた日で、少し嬉しくなりました

18人と、たくさんの仲間たちと出会って、約束なんてなかってけど当たり前みたいに大好きなあの人たちのいるところに向かって駆け抜けて、今の中にいることを感じられた日々でした

僕らと彼女たちの今、あの瞬間は心の中で大切に大切に、ずっと一個の光として灯りつづけるんじゃないかなぁと


みんなで叶えた夢だったと、そう思います。


俺はμ'sが、南ことりが、内田彩が大好きです。


ありがとうございました!